Hokkaido Airport Guide
■日本には97の公共用飛行場があり、その機能や役割等によって区分されています。
航空輸送網の拠点となる空港として28空港(会社管理:4、国管理:19、特定地方管理:5)、航空輸送網を形成する上で重要な役割を果たす空港として地方管理空港が54空港、防衛省や米軍との共用空港が8空港、その他の空港が7空港により、それぞれの航空輸送網を形成しています。
このうち、北海道には14の公共用飛行場があり、国管理空港が4空港(新千歳、函館、釧路、稚内)、特定地方管理空港が2空港(旭川、帯広)、地方管理空港が6空港(奥尻、中標津、女満別、紋別、利尻、礼文)、共用空港が2空港(千歳飛行場、札幌飛行場(丘珠))あります。
■北海道地域航空推進協議会・新千歳空港建設促進期成会(事務局:一般社団法人 北海道商工会議所連合会 政策企画部)→道内13空港について紹介しているサイト
■北海道エアポート株式会社
→新千歳空港、稚内空港、釧路空港、函館空港、旭川空港、帯広空港および女満別空港(以下、総称してまたは個別に「道内7空港」という。)の運営
■ひがし北海道5空港ネット
→ひがし北海道の5空港(紋別・女満別・中標津・釧路・帯広)
※Explore The Wonderland -Eastern Hokkaido-
富良野地区、十勝川温泉地区、知床地区、釧路地区等を周遊する新しい旅の観光ルート。
※きた北海道広域観光周遊ルート推進協議会
■新千歳空港
新千歳空港は、千歳・苫小牧両市の境に位置し、背後には北海道における経済文化の中心地であり、人口195万(北海道全人口の約37%)を抱える政令指定都市・札幌市があります。空港周辺は支笏洞爺国立公園に属する日本最北の不凍湖やラムサール条約に登録されているウトナイ湖などがある自然環境豊かな地域であるとともに、空港と道内各地を結ぶ高速道路や鉄道などのアクセスも充実し、道内観光の拠点となっています。また、平成29年の国際線旅客数は、329万人で初めて300万人を突破し過去最高となりました。北海道空港を利用した外国人入国者数の内、新千歳空港が占める割合が9割を超え、海外における北海道の人気が伺えます。さらに、千歳市周辺から国際拠点港湾苫小牧港を有する苫小牧市にかけては、北海道を代表とする産業集積拠点となっており、新千歳空港は旅客のみならず、物流においても活用が期待されます。
■稚内空港
稚内空港は日本最北のジェット化空港として、稚内市の中心部から約12㎞の海岸線に位置しています。昭和35年に北海道最初の第2種空港として開港以来最北の地と道都札幌を結ぶ路線として宗谷地域にとって重要な役割を果たしてきました。航空需要の増加により昭和62年には待望の東京路線が開設され、観光客の増や新鮮な海産物等の輸送など地域経済の発展に貢献しています。しかし、冬期には悪天候時の横風制限などの原因で欠航や他空港への代替着陸が相次ぎ、就航率が大きく落ち込んでいました。その対策として、滑走路延長整備を行い平成21年11月に2,200m滑走路の供用を開始しました。この事業によって、欠航の減少による利用性向上や、航空路線の信頼性向上による観光客の増などの観光関連産業を始めとした地域経済への波及効果も期待されます。
●空港とその周辺の情勢
日本の最北にある稚内市は、人口約4万人の観光、酪農と漁業の街です。稚内市周辺の利尻・礼文・サロベツ国立公園には、北の海にそびえる利尻島、珍しい植物が咲き乱れる礼文島、広大なサロベツ原野などがあり、北の自然を満喫するために多くの観光客が訪れています。稚内空港に近接するメグマ沼周辺も、貴重な動植物が生息する湿原であり、空港建設においてもその保護に努めながら工事を進めてきました。その結果、現在は空港公園として自然と触れ合える場となっています。また、稚内市は戦前、樺太と航路が結ばれていた地であり、当時の歴史を物語る稚内港の北防波堤ドームは、貴重な歴史的建造物として復元されており、北方圏交流の拠点を目指す稚内市のシンボルとなっています。さらに、稚内港では、平成19年11月に中央埠頭の国際・国内フェリーターミナル、北防波堤ドーム、しおさいプロムナード、北ふ頭緑地や平成19年4月第1副港地区にオープンした副港市場で構成される、みなとオアシス「わっかない」に登録され、訪れる市民や観光客に、様々なサービスや施設のイベント情報などを提供する情報発信基地となっています。また、稚内市では地域特性を活かした次世代エネルギーとして、84基・設備容量106メガワット級の風力発電や発電パネル約28,500枚、設備容量5メガワット級の太陽光発電などが稼働しています。
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